第3ターミナル直結 空港を訪れる人のさまざまな需要に対応する「羽田エアポートガーデン」開業
2023年2月2日(木) 配信
住友不動産は1月31日(火)、羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」を開業した。羽田空港の24時間国際拠点空港化に伴い求められる多様なニーズに対応するべく、ホテルと温泉施設、商業施設、バスターミナル、ホール・会議室を取りそろえ、空港を訪れる人のさまざまな需要に対応する。
同施設の中核を担うホテルは、空港を利用者の幅広い需要に対応するべく、フルサービスのラグジュアリーホテルの「住友不動産 ホテル ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」と、快適性・機能性を重視した「同グランド羽田空港」、2タイプを用意。併設の「天然温泉 泉天空の湯 羽田空港」では、飛行機や富士山を眺めながら楽しめる露天風呂などで自家源泉の天然温泉を楽しめる。
73店舗が集まる「ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン」は、日本の文化・技術を感じられる名品がそろう「ジャパンプロムナード」、外国人におすすめしたい日本らしい土産や雑貨が見つかる「羽田参道」、海外に持っていきたいプラスワンのアイテムがそろう「ハネダコレクション」、日本各地のグルメが並ぶ「ハネダフードセレクション」の4ゾーンとショッピングエリアで構成される。
バスターミナルからは、新潟県や山形県、大阪府、三重県などの観光地と羽田空港を結ぶ中距離路線が発着、開業以降も路線整備を進め運行エリアや便数など拡充をはかる。
25日(水)に行われた内覧会で住友不動産ヴィラフォンテーヌの桝井俊幸社長は、「日本の玄関口である羽田空港第3ターミナル直結、住友不動産グループが総力を結集して作り上げた大規模複合施設」と「羽田エアポートガーデン」を表現し、「周辺地域との連携を強化し、地域との調和をはかりながら、空港がもつポテンシャルを最大限に活用すべく微力ながらの尽力する」と力を込めた。
来賓の国土交通省の久保田雅晴航空局長は「多様なお客様の宿泊や都市観光、国際交流需要に対応する機能を有する同施設では、今後日本を訪れる外国人や地方から東京に訪れる人、地域の人に満足いただける施設とサービスが提供されると確信している」との期待感を示した。