全旅協大阪 「今年は飛躍の年に」 賀詞交歓会に160人参加
2023年2月3日(金) 配信
全旅協大阪府旅行業協会(吉村実会長)と受入施設で構成するオーサカ・ゼンリョ協力会(金子博美会長)は1月24日、大阪市内のホテルで合同の賀詞交歓会を開いた。今年は来賓と会員合わせ約160人が参加。大阪学芸高校の吹奏楽部による演奏会も行われ、会場は終始、華やかな雰囲気に包まれた。
吉村会長は「昨年秋には全国旅行支援が始まり、バスのガイドラインも見直されるなど、観光業界も少しずつ活気を取り戻し始めてきた。これからは、安心安全を確保しつつ、個人と団体も、それぞれの価値観を味わえる旅を提供していきたい。そのためには、自分自身が世の中の変化に柔軟に対応していくことも大切。今年は10月に大阪でツーリズムEXPOジャパンの開催も控えるが、2025年の大阪・関西万博に向け、飛躍の年にしていきたい」と抱負を述べた。
金子会長は「全国旅行支援もあり、観光業界もようやく雰囲気が良くなってきた。この雰囲気が良くなっていることこそ、我われの活力になる。大阪学芸高校の演奏を聴き感動したが、このようにリアルに触れて感動することは、旅も同様で、醍醐味でもあるはず。今年は我われ観光業界で、すべての人を笑顔にしていきたい」とあいさつした。
来賓で招かれた大阪府府民文化部都市魅力創造局の市政誠局長は「府では観光振興策として『大阪いらっしゃいキャンペーン』を展開している。途中、一時中止はあったものの、昨年11月27日までに延べ約360万人に利用いただいた。大阪・関西万博まで2年余りとなったが、万博のインパクトを最大限に活用し、歴史、文化、自然といった大阪の魅力を、より多くの人に楽しんでもらえるよう今後も取り組んでいく」と述べた。