京都府旅行業協会 異業種と連携強化を 新春賀詞交歓会を開催
2023年2月3日(金) 配信
京都府旅行業協会(北澤孝之会長)は1月18日、京都市内のホテルで、会員や協定機関などを集め、新春賀詞交歓会を開いた。
北澤会長は「旅行業の復興にあたって異業種と組み、幅広い市場から安定的な収益確保を目指さなければならない。ビジネスチャンスを捉え、私たちの儲けにつなげていきたい」とあいさつした。
来賓の同協会顧問も務める伊吹文明元衆議院議長は「文化庁が3月に京都移転する。京都府知事や京都市長らの強い要望により、文化財を活用することで観光ビジネスに結び付ける本部が立ち上がる。専任の参事官も置く。文化財で誘客をはかり、その成功事例を全国に発信していく」と述べた。
西脇隆俊京都府知事も文化庁の京都移転に触れ、「文化芸術は人生に潤いを与えるだけでなく、地域の経済成長をもたらす。とくに観光と文化は親和性が高い。2025年の大阪・関西万博開催のターゲットイヤーに向け、活性化に取り組んでいきたい」と話した。
門川大作京都市長は「京都市は観光を通じてSDGsの達成、観光推進都市から観光課題解決先進都市への取り組みを進めている。修学旅行生向けにSDGsを学ぶプログラムもある」と述べた。