福井県と崎陽軒がコラボ 福井県産食材の魅力が詰まった「福笑御膳」発売 BSフジ番組「小山薫堂 東京会議」が開発協力
2023年2月9日(木) 配信
福井県と崎陽軒(野並晃社長、神奈川県横浜市)は、北陸新幹線福井・敦賀開業1年前を記念し、福井県産食材を使用したオリジナル弁当「福笑(ふくしょう)御膳」を開発した。1万個限定で、2022年2月22日(水)から予約を受け付ける。
2月8日(水)、両者が都内で発表した。コラボに力を入れる崎陽軒だが、都道府県とタイアップするのは、今回が初の試み。昨年7月に締結した相互協力協定のもと、開発を進めてきた。首都圏で「福笑御膳」を販売するほか、福井県内では飲食店と「フクイシウマイ」の名物化に向け取り組んでいる。
オンラインで発表会に参加した福井県の杉本達治知事は「真にすぐれたローカルブランドをめざすという崎陽軒の経営理念が、新たな食開発に取り組む県の考えと合致した」と、タイアップのきっかけを報告。崎陽軒の野並社長は「福井の食材が詰まったお弁当だが、県内にはまだまだ伝えきれない魅力がある」と応じ、「開業までに、新たなカタチで提供できる企画を考えたい」と話す。
「福笑御膳」の食材選びは、BSフジの番組「小山薫堂 東京会議」のメンバーが協力した。ふくいサーモンの西京焼きや甘えびの唐揚げ、小鯛のささ漬けとおぼろ昆布の寿司など、県内の名産品を楽しめる内容だ。シウマイの名脇役として親しまれる、しょうゆ入れの「ひょうちゃん」も福井を題材にした特別絵柄になっている。
予約販売のみの取り扱い。予約は2月22日(水)から専用Webサイトで受け付け、神奈川・東京を中心とした崎陽軒直営店、福井県アンテナショップ「ふくい食の國291」(東京都中央区)などで受け取ることができる。
このほか、3月1日(水)~31日(金)まで、崎陽軒の通信版売、ロードサイド店舗で、福井県の名産品を販売する「福井フェア」も開催する。