テラモーターズ、伊豆のホテルなど 7施設にEV充電導入へ
2023年2月21日(火)配信
EV(電気自動車)充電インフラを提供するテラモーターズ(上田晃裕社長、東京都港区)は2月21日(火)、静岡県・伊豆半島のラグジュアリーホテルなど7施設に対して、EV充電インフラの導入が決まったと発表した。
伊豆半島は、海浜の景観と豊かな温泉資源に恵まれた全国有数の観光地帯。静岡県の2021年度調査によると、首都圏に近いという立地もあり、伊豆への交通手段の8割以上が自家用車などの自動車とされる。しかし、東京からは片道150~200㌔弱の距離があり、EVの車種によっては安心して往復することが難しい距離のため、旅先で充電ができる環境が求められていた。
テラモーターズはこのような背景から、旅先でも安心してEVに乗ってもらえる環境を構築するために、伊豆半島の宿泊施設へのEV充電インフラの提供を開始。第1弾として、7施設への導入が決定した。
導入予定施設は次の通り。
世界遺産 富士山を望む宿 富岳群青(伊豆市)▽森の入り江の離れ宿 無雙庵枇杷(同)▽世界ジオパーク伊豆 繭二梁(西伊豆町)▽旅人岬に佇む隠れ宿 頬杖の刻(伊豆市)▽KAWAZU BEACH HOUSE BLUE MOON(河津町)▽VACATION VILLA&GLAMPING BLUE EDEN(伊豆市)▽SUNSET OCEAN VIEW VACATION VILLA BLUE LAGOON(沼津市)。
導入予定施設の運営会社である西巻観光の西巻信一郎社長は、「日本製の充電インフラで品質や安全性はもちろん、昨今の国際情勢を考えると、アフターメンテナンスにおける部品供給が安定していることにも安心感がありました。今回、EV充電を導入することで、EV利用者にも選ばれやすい宿となることを期待している」とコメントした。