アパグループ売上高51%増の1382億円、経常益は370%増の353億円と増収増益(22年11月期連結決算)
2023年3月1日(水) 配信
アパグループ(元谷一志CEO、東京都港区)がこのほど発表した2022年11月期連結決算によると、売上高は前期比50・8%増の1382億3700万円、経常利益は同369・5%増の353億1500万円と、大幅な増収増益となった。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、「22年10月以降、全国旅行支援やインバウンドの全面解禁により急速に需要が拡大した」(同社)という。また、感染者受け入れなどのための一棟貸しが想定よりも長期化したこともプラスの要因となった。
営業利益は同337・5%増の358億3300万円、当期純利益は同451・6%増の217億2800万円。
次期については、引き続きホテルの需要回復や、分譲マンション「ザ・プレミア(新潟駅 万代)」の引き渡しなどもあり、増収を見込む一方、水道光熱費や外注費、人件費などのコストの大幅な増加も予想され、減益を想定している。