ホテル椿山荘東京(東京都文京区)の庭園内に3月15日 鰻専門店の菊水楼「うな菊」開業
2022年3月2日(木)配信
ホテル椿山荘東京(東京都文京区)の庭園内に3月15日(水)、明治時代からの味わいを受け継ぐ鰻専門店の菊水楼「うな菊」が開業する。
菊水楼「うな菊」は1891年創業の奈良県の老舗料亭が、会席の一部として提供し人気を博していた「鰻」料理をより多くの人に楽しんでもらいたいと開業した店で、30余年受け継がれてきた技法による極上の江戸前うなぎのメニューを提供している。
ホテル椿山荘東京店では、「蒲焼き」と「白焼」の両方を味わえる「あいのせ重」などに加え、料亭菊水楼で好評の大皿料理をアレンジした「うなぎ鉄鍋まぶし」や新たに構成した「うなぎづくしコース」といった同店オリジナルのメニューも味わえる。
3月1日(水)に行われた内覧会で椿山荘マーケティング支配人の眞田あゆみ氏は「藤田観光グループの会員の皆様向けに26日から先行予約を開始したところ、初日だけで約400人の方からご予約をいただき、皆様の期待の高さをひしひしと感じています」とあいさつ。「明治時代から歴史が始まり、賓客をもてな場所であるというところに親和性を感じている。菊水楼『うな菊』は中国人の方にも知られているので、インバウンドの誘客も期待している」と語った。
一方、菊水楼「うな菊」ホテル椿山荘東京店マネージャーの中村邦夫氏は「歴史、文化の親和性が高く、大事なものがここに詰まっていると感じたことが初出店の決め手。いつ来てもおいしい鰻が味わえる場所、素敵な経験や気のいいサービスが生まれる場所にこの店を育てていきたい」と力を込めた。