日旅連関西 新会長に金子氏 田岡氏は相談役に
2023年3月9日(木) 配信
日本旅行協定旅館ホテル連盟関西支部連合会(田岡茂会長、291会員)は2月21日、大阪市内で2023年度通常総会を開き、役員改選で新会長に金子博美氏(琵琶湖グランドホテル)を選出した。5期10年会長を務めた田岡氏(心の宿三國屋)は相談役に就いた。
田岡会長は冒頭あいさつで「激動する経済情勢の中で、情報を共有しながら日本旅行さんと良い商品を作っていきたい。23年は兵庫DC、25年にはいよいよ大阪・関西万博の開催が控える。安物ではなく付加価値のある物を売っていくべきだ。これからは観光、教育、環境、健康の4Kが重要になる」とあいさつした。
来賓の日本旅行の小谷野悦光社長は「万博を睨んでさまざまなプロジェクトが展開されている。2025年は我われ日本旅行にとっても創業120周年の節目。コロナ禍のなか中期経営計画を練り直し、ある程度の手は打てた。今年から発展成長のステージに入る。地域のポテンシャルを高める取り組みなどに取り組み、我われの価値向上につなげていきたい。親会社であるJRとグループ全体での取り組みも加速させ、違いを生み出していく」と話した。
新会長に就任した金子氏は「コミュニケーションをはかりながら、連合会を盛り上げていきたい。『一隅を照らす』という好きな言葉の通り、置かれた立場で精いっぱいできる限りのことをしていきたい」と抱負を述べた。