“本当の浅草”を感じる体験型ホテル 3月18日「浅草ビューホテル アネックス 六区」開業
2023年3月14日(火) 配信
日本ビューホテルは3月18日(土)、「浅草ビューホテル アネックス 六区」(東京都台東区)を開業する。
古き良き日本の伝統文化が色濃く残る「浅草公園六区」に建つ、和の伝統文化に触れ、“本当の浅草”を感じる体験型ホテル。「文化発信・文化体験の拠点」をコンセプトに掲げ、かつてアールデコ様式の映画館が建っていた場所にホテルがあることから外観を同様式とし、昭和初期に使用されていた映画撮影用カメラを館内に展示する。
客室は、機能性を重視した「スタンダード」、畳敷きの「モデレート」、小上がりのリビングとビューバスを設けた「デラックス」、「コンセプト」の4タイプ計 199室を用意。
コンセプトは有名な歌舞伎の演目を演じる役者絵が楽しめる「歌舞伎」、猫を判じ物にした判じ画が楽しめる「江戸」、今と昔の浅草の情景を想像も交え描いた絵が楽しめる「浅草」の3タイプからなる。各部屋の絵は同ホテルのためにデザインされたオリジナル作品となっている。
浅草海苔や万久味噌など地元食材をふんだんに使用した朝食は、浅草バーガープレートや深川めしのなどから選べる7種類のメインプレートが楽しめるセミビュッフェスタイルで提供する。
レストランには旧歌舞伎座で使用していた檜板を移築した舞台が併設されており、夜には浅草芸者の舞や無声映画と活弁士の掛け合いなど様々な舞台興行も行い、浅草文化の継承もはかっていく。
また、ホテル最上階の宿泊者専用プレミアムラウンジ「FURUMAI -ふるまい-」では、舟和本店のあんこ玉や、常盤堂本店の雷おこしなどの浅草銘菓と飲み物を明治から昭和初期の空気感を再現した空間で楽しめる。
3月8日に行われた内覧会で浅野良太総支配人は、ホテルを拠点に浅草観光を楽しんでもらうべく人力車体験や浴衣での散策などのコンテンツを組み合わせたコンテンツを用意することや、メインターゲットがアジア圏からのインバウンドであることなどを説明した。
そのうえで、「地元の方々と一緒に浅草を盛り上げていく、地域密着型のホテルに育てていく」と力を込めた。