3月1日から全線開通へ、常磐道
常磐自動車道の常磐富岡インターチェンジ(IC)―浪江IC間14・3キロが3月1日に開通する。今回の開通で同自動車道は全線開通し、いわき市内から仙台市内までの所要時間は約30分短縮され、約2時間で結ばれる。
首都圏と仙台圏とを結ぶ常磐道と東北道の距離はほぼ同じ。ダブルネットワークの完成で、事故や災害、異常気象時の代替ルートとしての機能も期待できる。
福島県内では震災以降、浜通りの通行は内陸部への迂回を余儀なくされていたが、全線開通で、相馬―いわき間が約1時間短縮される。