埼玉古墳群散策の際の拠点に さきたま古墳公園内に「観光物産館さきたまテラス」開業
2022年4月4日(火) 配信
埼玉県行田市と行田おもてなし観光局は4月1日(土)、さきたま古墳公園内に「観光物産館さきたまテラス」を開業した。
埼玉古墳群散策の際の拠点として、地場産品の販売や軽食の提供、観光案内を行う。地元のパン屋と開発した日本最大級の円墳として知られる丸墓山古墳をイメージしたメロンパンなどの古墳、埴輪関連のグッズに加え、行田おもてなし観光局が開発し話題となっている「行田の餃子」などの行田土産など約300種類を販売。軽食エリアでは地元の森乳業と共同開発した「わたぼくソフト」や古代米を前方後円墳型に盛り付けた「行田古代米カレー」などのメニューを取り揃えた。
開業を迎え行田おもてなし観光局の富山紀和事務局長は、「埼玉古墳群のあるこのエリアに光を当て、新しい層を呼び込んでいく施設に育てていきたい。またこの場所ができたことで市内回遊が生み出されるので、はにわの館にはレンタルサイクルも用意した。まちのなかで盛り上がっている花手水も設置しているので、花手水に興味を持たれた方に対し情報発信を行いまちの中にも人を呼び込んでいく」との考えを示した。
同日行われた開業セレモニーで石井直彦市長は、「まちをにぎやかにしていく上では拠点が必要。(今回の開業で)拠点はできたので次はここを生かし、一緒に楽しい施設にしていきたい」と思いを語った。