海外旅行促進PJ パスポート取得支援などで機運醸成へ(日本旅行業協会)
2023年4月5日(水) 配信
日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は3月29日(水)、「JATA海外促進プロジェクト」の概要を発表した。海外旅行の需要喚起を目的とした4つのキャンペーンを打ち出し、アウトバウンドの機運醸成をはかっていく。
JATA副会長兼アウトバウンド促進協議会(JOTC)会長の酒井淳氏(阪急交通社社長)が登壇し、「今年は本格的な海外旅行の需要回復が見込める。日本人が当たり前のように海外旅行を楽しめる環境づくりが必要であるため、マインドセットを行う」と意気込みを述べた。
観光庁ではこのほど、「アウトバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージ」を推進する。JATAはこれを受け、「旅行業界と観光庁が連携し、日本からの出国者数をコロナ前の2019年水準(2000万人)まで回復させる」と説明した。
同PJは、海外旅行先で撮影した思い出の写真とコメントをCP特設サイトから投稿する「応援投稿キャンペーン」。
また、いま海外で流行していることを日本のZ世代に向けてツイッター投稿を行う「現地のZ世代イチ推し!Twitter投稿」などを行う。
「パスポート取得費用サポートキャンペーン」では、7~9月の夏休み期間にパスポートを取得、あるいは更新した人に対してその費用の半額を支援する。抽選で3000人に8000円分の電子ギフトをプレゼントする予定だ。
「夏旅Wキャンペーン」では、7~8月の夏休み期間を対象に実施。詳細は5月中旬を目途に発表される。