日本ご当地タクシー協会が第9回サミット開催 長野栄村で、足湯も体験
2023年4月12日(水) 配信
日本各地のタクシー会社が、観光目的でのタクシー活用を促進するため組織した「日本ご当地タクシー協会」(理事長=楠木泰二朗・琴平バス社長)は3月15―16日、長野県・栄村で「第9回日本ご当地タクシー協会サミット」を開催した。
同会は2018年に設立され、各社の制度で認める専任ドライバーが、うどんやラーメン、スイーツ、寿司など、地域自慢の名物の行灯を屋根に乗せたタクシーで、各店を“うんちく”ガイド付きで案内する。
会員は北海道から九州まで14道県、15社(運行会社12社)が加盟。定期的に「サミット」を開催し、課題や協会運営などについて意見を交わしている。
今回は、愛しの塩ラーメンタクシー(函館タクシー・北海道)とアップルパイタクシー(北星交通・青森県)、新潟地酒タクシー(万代タクシー・新潟県)、金沢寿司タクシー(オリエンタル・石川県)、秋山郷温泉タクシー(森宮交通・長野県)、軽井沢スイーツタクシー(松葉タクシー・長野県)、カステラタクシー(シティキャブ長崎事業協同組合・長崎県)、鮎菓子タクシー(日本タクシー・岐阜県)の8社12人が参加した。
初日は秋山郷温泉タクシー2台で乗車体験。秋山郷の切明温泉でスノーシューや河原の湯での足湯を体験した。
翌日に、栄村役場の桑原全利副村長を表敬訪問し、栄村や秋山郷の観光について意見を交わした。