日本語版「ミシュランガイド公式アプリ」登場 1つのツールで予約・検索も可能に
2023年4月17日(月) 配信
日本ミシュランタイヤ(須藤元社長、東京都新宿区)は4月17日(月)、東京都内で会見を開き、新サービス「日本語版のミシュランガイド公式アプリ」を発表した。無料アプリをダウンロードすれば、世界37カ国からレストラン約1万6200軒、120カ国からホテル約6000軒のミシュランガイドセレクションを検索、予約が可能となる。
施設の情報や調査員のコメントなども掲載されており、須藤社長は「モバイルアプリで最新情報を携え、ミシュランガイドの新たな活用を始めてほしい」とし、「身近なレストランから旅行先の素晴らしい体験まで1つのツールで紹介できる」と力を込めた。
ミシュランガイド公式アプリは2021年10月から英語圏などで始動。日本版は4月14日から利用可能。なお、日本のレストランの予約機能は順次スタートする予定だ。
ミシュランガイド事業部ブランドライセンス事業部執行役員の本城征二氏は「ユーザの皆様のグルメや旅の体験をよりシンプルに、スピーディーに実現できる。ファンを増やしていきたい」とデジタル化の利点を説明。一方で、「書籍も根強い人気がある。発行は継続していく」との考えを示した。
ゲストとして登壇した航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏は、自身の体験を交えながら「食は美味しければ何度でも行きたくなる。旅行のなかで食はとても重要」と語り、世界中の美味しい店が集まる東京や日本の各地へ、円安を追い風に外国人旅行者が訪れる状況などを説明した。