JKK新会長は高橋美江氏(益子舘里山リゾートホテル) 20周年式典成功へ 女性活躍委員会も発足
2023年4月20日(木) 配信
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会女性経営者の会(JKK、会長=小林佳子・御宿はなわらび、98会員)は4月19日(水)、東京都内で2023年度通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で新会長に高橋美江氏(益子舘里山リゾートホテル、栃木県・益子町)を選任した。来年設立20周年を迎えるJKKは、記念式典を24年夏ごろ開催する予定だ。
高橋新会長は、「会員一同と力を結集し、女性が人生100年を生き抜く活躍の新時代に、日本の未来を明るく牽引していきたい」と抱負を述べた。また、今年度新たに女性活躍委員会を設置した。経営者もスタッフも生き生きと働けるようなノウハウについて、活躍する女性を講師に招いて勉強会を開く予定だ。
小林会長は、「コロナ禍が明けてさまざまなことが活発になってくる。皆様に協力をいただき、課題解消に取り組んでもらえれば」と話した。また、20周年記念式典の実行委員長を務めることについて「JKKの皆様のため、これからの宿泊業のためになる記念式典へ準備していく」と意気込んだ。
23年度は、食品ロスやプラスチック削減などSDGsの課題に取り組むことや、会員不在県をなくす、24年夏を予定するJKK20周年記念式典の成功などを活動方針に掲げた。
総会には全旅連の井上善博次期会長と、全旅連青年部の星永重部長が駆けつけた。
井上次期会長は、「JKK体制がバトンタッチしたように、親会も役員改選期で多田会長から受け継いだ。新体制の方向性について、各所と相談しながら進めていく」とした。
星部長は、「観産業が日本の基幹産業になっていくと訴え続けた2年間だった。JKKの発展と、日本の基幹産業に観光を押し上げる起点となることを期待する」とエールを送った。