全旅連青年部 塚島体制スタート 「温故知新」テーマに
2023年4月21日(金) 配信
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(星永重部長、1096会員)は4月20日(木)、東京都内で2023年度定時総会を開き、第26代青年部長に塚島英太氏(ホテル長崎、長崎県)が就任した。塚島体制(23~24年度)のテーマは「温故知新~今こそ示せ! 青年部の矜持を~“IMPOSSIBLE IS NOTHING”」。
塚島新部長は、青年部に7期14年出向。「成長と研鑽の場を与えてくれた。青年部と業界を愛する気持ちは誰にも負けない」と述べ、「素晴らしい青年部を創り上げていきたい」と抱負を語った。
塚島新部長を支える7人の副部長は、総務戦略担当=桑島敏彦氏(北海道)、財務研修担当=石川陽己氏(茨城県)、組織広報担当=河本孟徳氏(京都府)、政策渉外担当=荒木政臣氏(鹿児島県)、労務人材担当=菅原真太郎氏(大阪府)、流通DX事業担当=大平修司氏(徳島県)、未来事業担当=篠崎史明氏(千葉県)に決まった。
総会冒頭にあいさつした星部長は今年2月、3万人の来場を目標に開催した宿フェスや、コロナ禍での2年間を振り返り、「星体制では『観光を日本の基幹産業とする』ことを活動の柱としてきたが、一歩近づいたのではないか」と、ともに活動してきた部員に謝意を述べ、「塚島体制では次の2歩目、3歩目をしっかりと前進してほしい」と期待を込めてバトンを渡した。
来賓として出席した全旅連の井上善博次期会長は「今の青年部は我われの時代よりもかなり進化している。観光庁と青年部の絆もこれまでにないほど強くなり頼もしい」と高く評価。そのうえで、「宿は日本の文化。宿を基点に地域を創生していく。2025年の大阪・関西万博までに業界の地位がさらに上がるように皆さんと一緒に取り組んでいきたい」と語った。
全旅連女性経営者の会(JKK)の高橋美江会長は「JKKの会員は年々増え、98会員になった。来年は発足20周年を迎える。女性活躍委員会も新たに設置した」と報告。「親会、青年部の皆さんと心を合わせて観光を日本の基幹産業とすべく、頑張っていきたい」と述べた。
総会終了後には、東京・元赤坂の明治記念館で懇親会を開き、親睦を深めた。