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7割のホテル事業者がインバウンド回復を実感 集客強化に努める動きも(メトロエンジン調べ)

2023年5月9日(火) 配信

メトロエンジンはこのほど、ウィズコロナのホテル運営とDX活用について調査を行った

 宿泊施設向けレベニューマネジメントツールを提供するメトロエンジン(田中良介CEO、東京都品川区)はこのほど、宿泊事業者を対象に、ウィズコロナのホテル運営とDX活用についてのアンケートを行った。この結果、7割のホテル事業者がインバウンド需要の回復を実感しており、この半数の施設で外国人客が全体の3割だと回答した。

 調査は3月1(水)~28日(火)、20~60代の宿泊事業従事者55人に対して行われた。

 ホテル事業者の70・9%が「外国人観光客が増えた」と回答した。「今は感じていないが、今後は増えると思う」と回答した人も12・7%となった。同社は、「8割以上の事業者がインバウンドの増加を見込んでいる。水際対策の緩和や、円安が後押しになったのでは」と分析した。

 また、インバウンド増加を実感する事業者のうち、41・2%は訪日客が全体の3割を超えたと回答。

 約半数の事業者が、インバウンド獲得のために具体的な取り組みを実施していると答えた。主な取り組みは、「外国人の呼び込み強化」と「翻訳機の活用」で、3割以上が取り入れていた。

 一方で、提供するプランやサービス自体をインバウンド仕様にする事業者もいたことから、「より本質的な方法でインバウンド集客の強化に努める動きも見られた」(同社)と分析している。

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