第1回国際ウェルネスツーリズムEXPO、需要の高まりを受け 本紙など国内外から出展
2023年5月16日(火) 配信
日本初となるウェルネスツーリズムに特化した商談展示会「第1回国際ウェルネスツーリズムEXPO」が5月10日(水)~12日(金)の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われた。日本最大級の国際見本市を数多く手掛けるRX Japan(東京都新宿区)が主催した。
近年の需要の高まりを受け、心と体を健康にする旅 「ウェルネスツーリズム」に関わる国内外の自治体や観光団体、民間企業など70を超えるブースが出展。ブースは、医療ツーリズムやリラクゼーション、ネイチャーアクティビティ、ワーケーション・チームビルディングなど各ゾーンに分かれ、来場者にとって国内、海外のウェルネスコンテンツを比較検討することができる場となった。
旅行新聞新社も出展し、来場者に「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の事業説明のほか、新聞、ピンクリボンのお宿冊子を配布した。
セルクラウド(中島謙一郎社長、東京都渋谷区)は医療ツーリズムゾーンにブースを出展し、1回5分の採血で全身のがんリスクを発見できる「マイクロCTC検査」サービスを紹介した。
CTC検査は、血液中に漏れ出した血中を循環するがん細胞を捕捉できる先端検査のこと。さらに進化させたマイクロCTC検査では、悪性度が高く、浸潤・転移の高い能力を持つ間葉系のがん細胞のみ特定し、特異度94.45%の精度での検出を可能にしたという。
同社は会期中、ブース内でマイクロCTC検査の重要性を紹介するセミナーを行い、5月8日(月)現在で国内85の直営・提携クリニックで一般販売を行っていると説明した。
なお、「第2回国際ウェルネスツーリズムEXPO」は来年5月8日(水)~10日(金)の3日間、東京ビッグサイトで行われる。