商工中金、日本旅館協会と連携 宿泊事業者の業績回復後押しへ
2023年5月18日(木) 配信
商工組合中央金庫(商工中金、関根正裕社長、東京都中央区)はこのほど、日本旅館協会と連携し、宿泊事業者の経営サポート強化に向けた体制を構築した。コロナ禍の影響を受けた宿泊事業者に業績回復と成長を後押しし、価値向上をはかり、地域活性化にも貢献する。
同社は全国の支店ネットワークなどを活用し、集客力向上や損益管理の強化などさまざまな経営課題の解決に向けた気付きを得る勉強会を皮切りに、個別事情に応じた支援を実施する。また、全国各地の旅館協同組合と連携した面的な支援も行う。
「宿泊事業者は地域経済に必要不可欠。日本旅館協会との連携で、価値向上に努め地域活性化にも貢献したい」(同社)という。