関案連 西元会長を再任 23年度通常総会開く
2023年5月19日(金) 配信
石川県内の宿泊・観光施設の大阪営業所などで構成する関西石川県観光旅館・施設案内所連絡協議会(関案連、会長=西元丈人瑠璃光・葉渡莉大阪営業所所長)は4月19日、大阪府大阪市内のホテルで2023年度通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で西元会長の再任を決めた。
西元会長は「昨年は全国旅行支援もあり、各施設も忙しさが戻ってきたが、長引くコロナの影響による人員削減もあり、思うようにお客様をお迎えできない施設もあったかと思う」と昨年を振り返った。「新型コロナ感染症の法律上の分類が5類に移行となり、インバウンドも活発になるなど、観光業界も以前の活気を取り戻すと思われる。この波に乗り遅れないよう、会員が一致団結し、情報を共有して活動の幅を広げ、1人でも多くの人に県へお越しいただけるよう努めたい」と意気込みを語った。
来賓の石川県観光連盟の米谷慎吾事務局長は「北陸新幹線の石川県内全線開通まで1年を切った。今年は能登で『奥能登国際芸術祭2023』と加賀で『加賀立国1200年祭』、石川県で31年ぶりの国民文化祭となる『いしかわ百万石文化祭2023』など話題が豊富で、県が注目を集める1年となる。この良い流れを県内全域に波及できるよう努めたい」と話した。
議事では、すべての議案を承認可決。新年度事業としては、地元施設と連携して関西地区でのPR活動に努めるほか、地元会員の増強などに取り組むことが決まった。
総会後には、情報交換を兼ねた懇親会が開かれた。