ヒューマニック運営「MANALULU」 台湾特化の観光メディア 漫画キャラが会話で紹介
2023年6月5日(月) 配信
ヒューマニック(清水良社長、東京都新宿区)は、インバウンド向け観光メディアサイト「MANALULU(マナルル)」を運営している。唯一無二の特徴は、漫画キャラクターが旅をしながら「会話形式」で各地を紹介する親しみやすいコンテンツだ。同社海外営業課の坂本善則マネージャーに、媒体の独自性について聞いた。
【鈴木 克範】
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「MANALULU」をひと言で表すと、「台湾に特化した観光メディアサイト」です。2020年6月に日本観光におけるマナー啓発サイトとして開設し、21年に観光メディアサイトとしてリニューアルしました。主に30―50代の女性やファミリー層をターゲットに配信しています。22年10月よりインバウンド水際対策が緩和されてからはユーザー数も順調に増えております。
サイトの案内役として、日本のサブカルチャーである漫画に着目しました。漫画家の浜田ブリトニー氏が手掛けるオリジナルキャラクターが旅をしながら「会話形式」で地域や宿泊施設の魅力や特徴を発信しています。
ビジュアルもスマートフォンで閲覧されることを意識し、SNSチャットのような「使い慣れたデザイン」にしました。気軽に読めて、記憶にも残るコンテンツと自負しています。
日本のマナーやルールを外国人に伝える4コマ漫画は、入浴や食事など、約150本の場面をセレクトし、現在は観光エリア、体験施設、お宿、グルメ情報など約700本の記事を公開しています。
独特の言葉遣いやニュアンスが外国人に伝わるよう、翻訳(中国語繁体字)は弊社台湾人スタッフが担当しています。
SNSも効果的に運用し、サイト情報を複数のチャネルで配信しています。取引企業をはじめ観光業の集客の一助になれるよう、日々取り組んでいます。