ホテル椿山荘東京で蛍の夕べ 7月3日からは、夏季の特別庭園演出「超雲海」も
2023年5月31日(水)配信
ホテル椿山荘東京(山下信典総支配人、東京都文京区)はこのほど、夏のメディア招待会を開き、「ほたるの夕べ」などの今夏の取り組みを紹介した。
「ほたるの夕べ」は、ホテル椿山荘東京の初夏の風物詩。同ホテルでは 5月中旬に飛翔を開始し、6月上旬にかけて見ごろを迎え、7月上旬ごろまで楽しめる。また7月3日(月)からは、夏季の特別庭園演出「超雲海」も開始する。
同ホテルでは、ホタル鑑賞が楽しめる期間に合わせ「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」を行っており、既に土日は満席に近い予約状況と、好評を博している。ビュッフェのメニューは、ホテル開業70周年にちなみ、これまで開催してきたビュッフェ企画で人気だったメニューを中心に構成している。
これに加え、午後11時の閉園後に庭園散策を楽しめる宿泊プラン「プライベートホタルナイトを1日6組限定で販売するなど、さまざまな関連施策を展開している。
特別庭園演出「超雲海」では、設置しているノズルの間隔を狭くしたり、段数を増やしたりすることで通常の「東京雲海」の2 倍の噴霧量による演出を実現。濃密な霧がこれまで以上に立体感のある雲を作りだすことで、水墨画のような躍動感のある雲海を出現させる。
マーケティング支配人の眞田あゆみ氏は、モノクロやタイムラプスでの撮影がおすすめと語り、「霧が濃密なので庭園の緑と雲海の白とのコントラストが白黒にすることでより際立ち、きれいに撮影できます。またタイムラプスで撮影することで、風の動きまで表現ができるので、荒々しい水墨画のような撮影にも挑戦してみてください」とPRした。
□箱根ホテル小涌園 7月12日 開業
会見では、7月12日(水)に開業する「箱根ホテル小涌園」の概要も発表された。客室数は、6タイプ150室。最上階には露天風呂付きの大浴場を2カ所設置するほか、ライブキッチンで仕上げる出来立ての料理が堪能できるビュッフェレストランなども用意する。また宿泊客は滞在中、箱根小涌園ユネッサンを何度でも楽しめる。
箱根ホテル小涌園の開業に合わせ、箱根小涌園ユネッサンの開業以来最大規模のリニューアルも行われる。新たに流れるプールやアウトドアエリアを新設。「元湯 森の湯」ゾーンでは、貸し切り風呂を2から6カ所に増設する。