神奈川県・西湘バイパス「西湘PA」が完成 19年の台風で被災
2023年6月1日(木) 配信
2019年10月の「台風19号」で被災した、神奈川県小田原市にある西湘バイパスの「西湘パーキングエリア」(下り線)の復旧工事が完成し、2023年4月29日(土)から供用が開始された。
被害を受けた後、段階的に復旧工事を進めてきた。新しい施設は防災機能を高めるために、以前は海側にあったトイレや二輪車駐車場を本線側に移し、さらに地盤を約2・2㍍、波返し擁壁を約2・4㍍かさ上げした。
駐車場は小型車79台、大型車14台、障害者用2台、二輪車20台を収容。施設内の白を基調にしたロビーには、ベンチや交通情報モニターが設置されている。屋上からは、目の前に相模湾、左手に江の島と鎌倉、右手に小田原の海岸線と伊豆半島が眺められる。売店や食事施設はないが、土・日・祝日を中心に、キッチンカーが出店する。
【旅行ライター&エディター 三堀 裕雄】