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【北海道】アイヌ文化の2大拠点巡るバスツアー 今年も7月から 札幌観光バスで販売中

2023年6月1日
営業部:鈴木 克範

2023年6月1日(木)配信

今年のセタプクサ号は「金茶」色

 札幌観光バス(福村泰司社長、札幌市清田区)は2023年7~9月にかけて、札幌駅・新千歳空港発着で、アイヌ文化の2大拠点、平取(びらとり)町の「二風谷(にぶたに)コタン」と白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」を訪れるバスツアーを企画している。

 平取町からの委託を受けて実施する事業。4年目となる今年は、「びらとり温泉ゆから」での昼食や「ウポポイ」の入場料を含んだ、添乗員同行のバス旅行として実施する。自由散策の「二風谷コタン」では、地元有志の「町歩きガイド」が、自身の得意分野(アイヌの歴史や舞踊、アットゥシ織など)を語りながら案内してくれる。

 ツアーで使うバスは4代目「セタプクサ号」。車体カラーは初代のブルーからレッド、グリーンへと変遷し、今年は「金茶(きんちゃ)」色が登場する。毎年テーマを設けているデザインは、今年の「北海道アイヌ伝統工芸展」で最優秀賞・優秀賞を獲得した平取町内の若手クリエーター平村太幹氏、西山涼氏の2人が担当。「大地、受け継ぐ寶(たから)」をテーマに創作した。バスの愛称「セタプクサ」は、アイヌ語で「すずらん」の意味。平取町内に、北海道原種すずらんの日本一の群生地があることにちなんでいる。

 出発日は2023年7月1日(土)~9月10日(日)までの土日祝日および、月曜日を除く夏休み期間を中心とした、計42日設定した。旅行代金は大人・子供(3歳以上)とも6200円(7月9日出発までは全国旅行支援適用有)。ツアーの参加申し込みは、札幌観光バスの公式ホームページから。

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