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ふじてんリゾートが6月17日からサマーゲレンデ営業開始

2023年6月2日
編集部:飯塚 小牧

2023年6月2日(金) 配信

冬用の板でスキーやスノーボードが楽しめる

 富士観光開発(志村和也社長、山梨県・富士河口湖町)が運営する、富士山の麓のスキー場「ふじてんリゾート」は6月17日(土)から、サマーゲレンデの営業を開始する。滑走性の高い人工マットを使用し、夏の富士山をバックに雪のないオフシーズンでも雪上に近い感覚で、冬用の板でスキーやスノーボードが楽しめる。

 ふじてんリゾートのサマーゲレンデは、「カービングマット」と呼ばれるサマーゲレンデ用に開発された最新スノーマットを使用。カービングマットは滑走性とロングターン性能に優れており、マットの硬さやピンの長さを調節し、スキー板のエッジがグリップしやすくなるように整備しているため、キレの良いターン感覚が体験できる。コースは全長300メートルで、コース幅も広いため初心者でも楽しめるほか、中・上級者向けには全長150メートルのコブコースも用意する。

 また、サマーゲレンデは雨天時も滑走できるのが魅力。むしろ、晴天時は滑りを良くするために散水をしているため、濡れているゲレンデは滑走性が良いという。

 10月中旬には、サマーゲレンデとマウンテンバイクの大会がコラボした「ふじてんフェスタ2023」の開催を予定する。毎年行っているスキー・スノーボードの滑走技術を競う「技術選手権大会」と、マウンテンバイクの技術を競う「ふじてんミーティング」を同日開催するもの。リフト券などが当たる合同抽選会も企画する。

 サマーゲレンデの営業は10月22日(日)まで。営業時間は午前9時~午後4:45。定休日は木・金曜日、夏休み期間は木曜日のみ定休。リフト券は1日券が4000円、3時間券が3000円、1回券が500円。なお、道具のレンタルも行っている。

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