7月15、16日に「魚沼アートフェスFLOU」開催へ 温泉街をまるごと舞台に
2023年6月2日(金) 配信
新潟県魚沼市の大湯温泉で7月15日(土)、16日(日)の2日間、アートフェス「FLOU」が開かれる。廃旅館や廃店舗、古民家、山、川、森など温泉街をまるごと舞台にし、さまざまなアーティストが展示やパフォーマンスを行う。主催はFLOU実行委員会(坂本淳実行委員長)。
FLOUは、30年以上にわたり大湯地域で開かれていた「うおぬま夏の雪まつり」が一昨年で終了したことから、観光誘致が期待できる新たなイベント事業として2022年から開始した。コンセプトは、一見寂れてしまった温泉街の風景を逆手に取り、アート・エンターテイメントを掛け合わせることで、ここでしか見ることのできない風景に生まれ変わらせること。開催初回の昨年は2500人以上を動員し、好評だっという。
今回の新たな試みとして、地元魚沼市の小学校と隣市にある長岡造形大学学生とのコラボレーション作品を展示予定。さらに地域同士が深く関わることを目指す。そのほか、学生主導によるワークショップも開催予定だ。
同イベントの魅力は“ごった煮エンターテインメント”。フードトラックの食事から伝統芸能、昼間のSUP、アート展示、ダンス、夜の怪談、ライトアップなど多彩なコンテンツを盛り込む。前売チケットは大人1500円、当日2000円。なお、大湯温泉エリア宿泊者はチケット不要。