WAKKA、しまなみ海道航路の時刻・Eチケサイトオープン 多言語で提供
2023年6月2日(金) 配信
愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道で着地型商品などを展開するWAKKA(村上あらし社長、愛媛県今治市)は6月1日(木)、同海道の西瀬戸内周辺の定期航路における時刻表や路線図のほか、Eチケットの販売や使用を多言語で提供するスマホ専用サイト「KASHO-KI(カショキ)」をオープンした。
しまなみ海道では、20以上の路線のフェリーや高速船など短距離の船で道中の島にアクセスすることができる。しかし、運航会社が異なるほか、時刻表がインターネットで公開されていないなど利用しにくい状況だった。これを踏まえ、同社は海の旅の魅力を伝えるために、KASHO-KIをオープンした。
「KASHO-KI」は、14世紀ごろ瀬戸内海で活動していた村上海賊の時代に用いられた通行手形「過所旗」をモチーフにし、旅をする人に瀬戸内海を船で縦横無尽楽しんでもらえるようにした。今後、対象エリアの拡大や旅行会社向けの代理購入機能の追加していく。