長野県旅行業協会、新理事長に長崎義一氏 2023年度通常総会開く
2023年6月8日(木) 配信
長野県旅行業協会(相馬靖子理事長、168会員)は5月25日(木)、ホテル圓山荘(長野県・戸倉上山田温泉)で2023年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選があり、長崎義一氏(トラベルプラザ)が新理事長に選出された。今年度の事業計画では、他県支部や長野県、市町村らとの関係強化や、旅行業法の順守、旅行業務の適切な運営確保などに関わる11事業を行う。
新理事長に選出された長崎氏は冒頭、「キャッシュレスやペーパーレス、デジタル化が進み、社会が大きく変わっていきます。そうした中で我われが生きる道は、仕入れ力に勝る大手旅行会社と、地域と密着で勝る中小旅行会社が協力し合うこと。引き続き協力し合い、事業を進めていきましょう」と会員に呼び掛けた。
総会で理事の定年制と定員についての検討結果も報告された。今後支部長と一社、協同組合の各理事長の代表職任期は「連続5期10年」を限度とし、事業継続などの事由により理事会は1期を限度に代表職任期を延長し選出できるとした。
一方理事の定数は、一社と協同組合双方の入会社から10社につき1人(四捨五入)の割合での選出とし、北信4人、中・南信3人、東信2人を定数と定めた。
協同組合長野県旅行業協会(三澤弘理事長、128会員)と長旅協協定会員連盟(若林正樹会長、82会員)も同日総会を開き、3団体の合同総会も実施した。
両団体ともに任期満了に伴う役員改選があり、協同組合長野県旅行業協会は三澤理事長が再任した。合同総会で三澤理事長は「旅行会社と協定界連盟は一衣帯水の間柄にある。今後もよい商品を造成、販売し、しっかりと収益を確保することが将来への責務。この業界が若い人にとっても魅力ある業界にしていきましょう」と呼び掛けた。
今年度は、募集型旅行1本と手配型旅行で45万円の収入を目指すほか、教育・情報活用事業などを行う。
一方長旅協協定会員連盟では、風間秀一氏(山梨県・ホテル石風)が新会長に選出された。
また合同総会では今総会をもって退任する長野県旅行業協会の相馬前理事長、長旅協協定会員連盟の若林前会長、竹内和徳前事務局長に対し、感謝状が授与された。