6月下旬まで2種の高山植物が見ごろ 六甲高山植物園
2023年6月14日(水) 配信
六甲山観光(寺西公彦社長、兵庫県神戸市)が運営する六甲高山植物園では現在、「コマクサ」と「エーデルワイス」の2種の高山植物が見ごろを迎えている。いずれも6月下旬まで楽しめる。
同園のシンボルマークにもなっている「コマクサ」は、日本の高山植物の女王と呼ばれる花で、神秘的な瑠璃色の葉と、ピンク色の花との調和が素晴らしく、高山帯に行かなければ見ることのできない貴重な花。他方、「エーデルワイス」は、オーストリア、スイスの国花でアルプスの星。容易には近づけない岩の裂け目などに自生することから、登山家たちの憧れという。
また、同園ではNHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルである、牧野富太郎博士が開園当初に来園したようすの写真や直筆の書・手紙、図、書籍などを約200点展示している「六甲山ボタニカルフェア 六甲高山植物園開園90周年特別企画『牧野の足あと~神戸で見つける博士と植物~』」を8月15日(火)まで会期を延長して開催している。
同園の開園期間は11月23日(木・祝)まで。時間は午前10時~午後5時、入園料は大人900円、子供450円。駐車場は1000円。