愛車で韓国をサイクリング 関釜フェリー、3年ぶりにツアー実施
2023年6月19日(月) 配信
関釜フェリー(山口県下関市)は10月13日(金)~16日(月)に、恒例の「韓国サイクリングツアー」を実施する。旅行企画実施はグループ会社のヴィーナストラベル(佐々木正美社長、大阪府大阪市)。3年ぶりの開催で、今年が13回目となる。
本州最西端の街下関港を発着する関釜フェリーを利用した韓国サイクリングツアーは、愛用の自転車を輪行ではなく原型のまま海外へ持ち出すことができるなど、国際定期旅客フェリーならではの新たな観光需要を創出する。韓国の地方都市を結ぶサイクリングロードを走るため、観光マップにも載っていない絶景・隠れスポットを訪れることができると人気のツアー。
今回のコースは、雄大な洛東江の流れに沿って緩やかな下り基調のサイクリング後、釜谷温泉に滞在。夕食はサムギョプサルで韓国料理も堪能する。翌朝は、過去開催時に好評だった「釜谷温泉早朝サイクリング」を希望者のみで実施。朝霧の幻想的な風景のなか、自転車で走る体験ができる。
現地では2日間で113キロを走破するが、コースの95%以上の区間が整備された自転車専用道路となっており、安全性が高く快適なサイクリングが楽しめるという。平均車速は時速20~24キロ、1日当たりの走行距離は約60キロに抑え、サポートカーも帯同するので荷物は持たずにサイクリングが可能だ。
基本旅行代金は2~3人1室で1人5万6800円(自転車手荷物代や港湾税など別途7000円必要)。募集開始は6月20日(火)から。