京旅協協同組合 森野理事長を再任 京都市の活性事業に取り組む
2023年6月22日(木)配信
京都府旅行業協同組合(森野茂理事長)は5月30日、京都府京都市内で2023年度通常総会を開き、役員改選で森野理事長を再任した。
森野理事長は「きょうと魅力再発見プロジェクトによって多くの組合員が助けられた。京都市や京都府中小企業団体中央会、協同組合大阪府旅行業協同組合、兵庫県旅行業協同組合などとの連携事業で、何とか今期を乗り越えることができた」と述べた。
京旅協各種クーポンの22年度取扱高は前年度比217・8%増の5億6896万円まで回復した。組合事業の柱の1つ、岡崎桜回廊十石舟めぐりは、例年3月末から5月の大型連休まで運航しているが、今年は27日間の運航で乗船客数は1万4392人となった。森野理事長は「40カ国から乗船者があり、過去最高の売り上げを記録した」と報告した。
新年度は、昨年度に引き続き、京都市から受託した市北部山間地域の活性化事業や、組合員数・協定機関数の増強、ユニットプラン・貸切バスキャンペーンの企画、共同販売などに取り組む。
総会後には、京都府の山下晃正副知事や京都市の門川大作市長らが参加し、懇親会が行われた。