パーレンス小野屋 露天風呂など一新 ラウンジもワーケ対応に
2023年6月21日(水)配信
福岡県朝倉市・原鶴温泉の旅館「ホテルパーレンス小野屋」(宮川具久社長)は、男女庭園露天風呂や上質な高級ラウンジを3月にリニューアルオープンして話題を集めている。
同館は九州一の大河・筑後川を望み、1881(明治14)年に創業した142年の歴史を誇る同温泉最古の宿。温泉は、クレンジング効果の単純硫黄泉と肌をつるつるにする弱アルカリ性単純泉の2つの泉質を持ち、さまざまな木々を植栽した日本庭園、九州の旬の味を楽しめる料理が自慢。
リニューアルでは、自慢の庭園と肌にやさしい温泉を生かした庭園露天風呂を造り上げた。内湯は天井の梁が剥き出しの和モダンと黒のシックな石張り調。内湯の外に陶器の水風呂、岩風呂など木々の庭園に囲まれる。
アロマ水をサウナストーンに掛け、蒸気を発生させるロウリュウ式サウナも男女に設置。館内にはこのほか、畳の大浴場や貸切風呂も完備する。
中央館1階のラウンジは、庭園を眺めるワーケーションラウンジとして生まれ変わった。広々とした空間に、海外家具を使用のインテリア、ソファー席、書棚などのほか、コワーキング用のカウンターやテーブルを備える。午後3―6時にはコーヒー、甘夏ジュースなどフリードリンクで、ゆったり寛げる。子供向けに、アイスキャンディ4種類を用意して食べ放題にした。
客室では、中央館に温泉露天風呂付きの客室2室も設置した。