鈴木会長を再任 70周年の節目「日本を伝える」をテーマにセミナーを4回開催 (国際観光施設協会)
2023年6月26日(月) 配信
国際観光施設協会(鈴木裕会長、230会員)は6月15日(木)、ホテルメトロポリタン エドモント(東京都千代田区)で2023年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、鈴木会長の再任を決定。今年11月に創立70周年の節目を迎えるにあたり、「日本を伝える」をテーマにセミナーを4回開催する。
このほか今年度の事業としては、引き続き公益的目的事業や協会活事業の推進、事業活動領域拡大推進の体制づくりを実施。技術的な提案力を生かし、観光領域に技術分野から光を当て、そこから新しいアイデアを生み出し、かつ育てる「インキュベータープラットフォーマー」を目指す。
冒頭鈴木会長は今年協会設立70周年の節目に当たることに触れ、「長年協会を維持してこられたのは、皆様のおかげ」と謝意を述べた。そのうえでここ10年前の協会の活動を振り返り、「木づかい運動」や「LINKED CITY」、「フェーズフリー」などの成果を紹介。「ピュアなアイデアはたくさん出てくるし、それをビジネスにしてくれる人もいる。(これにより)当協会のビジョンも発展の余地が見えてきた。次の10年の発展に向け、変わらない協力を」と呼び掛けた。
会の最後には、今総会をもって退任する涌井史郎前副会長と姫井誠前事務局長に対し、感謝状が授与された。なお涌井氏は、引き続き相談役名誉副会長として、協会活動に協力する。