台湾観光局など、女優川口さん起用CM公開 日本人客数コロナ前水準に回復へ
2023年6月27日(火) 配信
台湾観光局(張錫聡局長)と台湾観光協会東京事務所(鄭憶萍所長)は6月22日(金)、女優の川口春奈さんを新イメージキャラクターに起用した新CMを公開した。出入国制限の緩和で旅行需要が増加しているなか、グルメと文化、自然、アクティビティから台湾の新しい魅力を紹介し、訪台日本人客数をコロナ禍前の水準へ早期に回復させる。
アフターコロナで、最も海外旅行に意欲的という20~39 歳の女性に対し、親しみやすいキャラクターとして、川口さんを起用した。
CMは全8種類。台湾で好奇心を刺激するような旅を楽しんでもらおうと、「さあ、好奇心の旅へ。ビビビビ!台湾」をキャッチコピーとした。4つのビは美景と美食、人の良さを表した美人、質の良さを示す美質を表現している。
映像は、川口さんが友人である岡本あずささんと台北の軍艦岩と、高雄の駁二芸術センターなどで旅を楽しむようすを収めた。
同日に開かれた発表会で、川口さんは軍艦岩の頂上へ階段を約20分掛けて登ったことを振り返り、「上から見渡せる景色は、登ってみないと分からない。達成感がありました」と魅力を紹介した。
鄭所長は「このCMを通じて、知られていない台湾の魅力を発見し、久しぶりの海外旅行にはぜひ選んでほしい」と呼び掛けた。
来賓の台北駐日経済代表処の謝長廷大使は「日本は重要なマーケット。19年の相互往来者数700万人を早期に超えたい」と語った。