東日本初 行田市など7市町が「御墳印」の販売開始
2023年6月28日(水) 配信
東日本初――。埼玉県行田市はこのほど、熊谷市、羽生市、東松山市、深谷市、久喜市、吉見町と連携し、「御墳印」を売り出した。6市1町にある古墳22基を対象とする、古墳の名前とカタチ、出土品がデザインされている記念印。発売開始日となる6月10日には約900枚が売れるなど、注目が高まっているという。
古墳印は、古墳周辺の観光施設などで購入可能。行田市と久喜市の指定店舗では、「御墳印」を収納する「御墳印帳」も販売。稲荷山古墳の後円部墳頂の埋葬施設の一つから出土した金錯銘鉄剣の文字がデザインされており、行田市では、観光物産館さきたまテラスと行田市はにわの館で購入できる。同時にWebサイトも開設し、各古墳の詳細な情報などを発信している。
今回の取り組みは、「古墳観光の裾野を拡大」や「周遊観光の促進」をはかることを狙いとしており、行田市は今後古墳を有する他の自治体とも連携し、取り組みを拡大していきたい考えだ。