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ふるさと納税の返礼品に市長体験 北海道滝川市

2023年6月28日
編集部:飯塚 小牧

2023年6月28日(水) 配信

100万円のふるさと納税で「一日市長体験」

 北海道滝川市(前田康吉市長)はこのほど、ふるさと納税の返礼品として「一日市長体験」の提供を開始した。寄付金額100万円で体験できる。

 今回の返礼品は同市の市長として、自治体のリーダーの仕事を体験するもので、新たな視点での魅力発掘や課題解決のアイデア提供も期待する。市長体験と合わせ、味付けジンギスカン発祥の地で本場のジンギスカンを滝川市長がふるまうほか、地元住民との交流も行う。

「市長が自らジンギスカンを調理し、寄附者の方をおもてなしします!」(前田康吉市長)

 また、寄付を行った翌月から1年間、同市の特産品を毎月届ける予定だ。

 同市は北海道のほぼ中央に位置し、夏は30度を超える一方、冬はマイナス20度を下回る夏と冬の寒暖の差の激しい内陸性気候の地。積雪量は約7メートルと北海道内でも有数の豪雪地帯だ。

 上昇気流が発生しやすく、航空管制の制約も少ない滝川市はスカイスポーツが盛んなまちで、市内にある「たきかわスカイパーク」は全国トップクラスの設備を備え、日本中からグライダー愛好者が集まるという。

 なお、滝川市(たきかわ)の名前の由来は、アイヌ語の「ソーラプチ」=「滝下る所」を意訳したもの。

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