宿泊施設アメニティ水平リサイクル目指す 東京都ら
2023年7月3日(月) 配信
東京都とアメニティ・リサイクル協会(大槻務代表理事、東京都新宿区)は6月29日(木)、宿泊事業者向けのアメニティグッズの水平リサイクルに向けた包括的な協定「ホテルアメニティの3R推進に関する連携協定」を結んだ。東京都内の宿泊事業者で使用されるアメニティグッズを収集・回収し、リサイクルすることで環境保全と資源循環の促進を目指す。
協定の内容は、使い捨てプラスチック製ホテルアメニティの削減や同アメニティの水平リサイクル推進に関すること。使用済みの製品を資源に、同じ製品として生まれ変わるリサイクルシステム「水平リサイクル」のスキーム確立に向け、グッズの収集やリサイクル方法、協力する企業や団体の連携など包括的な取り組みを進めていく。
対象品目は歯ブラシとヘアブラシから始め、今後カミソリなど品目を拡大する。今夏から順次、水平リサイクル対応商品の販売を開始する予定。
また、環境に配慮し、最新技術やスキルを活用したリサイクル方法の研究・開発にも取り組んでいく。