福井県宣伝隊 一乗谷遺跡博物館PR 朝倉氏没後450年特別展も
2023年7月14日(金)配信
福井県の観光宣伝隊が6月28日、本紙関西支社を訪れ、昨年10月に開館した「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」などをアピールした。来社したのは福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の清水邦夫館長と常見彩花主事、福井県大阪事務所の萩原雅広所長、長谷川義人所長補佐、稲垣捺美主事。
同博物館は、戦国大名朝倉氏の栄華や城下町一乗谷の繁栄ぶりを、さまざまな出土品や遺構、美術品などで紹介。同館を見学し、一乗谷朝倉氏遺跡を巡れば、越前朝倉氏と一乗谷の実像に、より深く迫ることができる。
館内では、一乗谷朝倉氏遺跡の発掘品など約800点の資料を常時展示。注目は、発掘された戦国期の港湾施設を示す貴重な石敷遺構をそのまま露出展示した「遺構展示室」。2階には、朝倉家当主が居住した朝倉館の一部を原寸で再現する。遺跡内の平面復原地区の一部を30分の1スケールで再現した巨大ジオラマもある。7月22日―9月3日までは、朝倉義景没後450年を記念した特別展も開催する。
清水館長は「土・日・祝日には、一乗谷朝倉氏遺跡と結ぶ無料シャトルバスも運行しています。ぜひ足を運んでみてください」とアピールした。