群馬県宣伝隊 “リトリートの聖地” 「温泉長期滞在で癒しを」
2023年7月13日(木)配信
群馬県の観光宣伝隊が6月26日、本紙関西支社を訪れ、同県が近年、取り組む「リトリートの聖地」や、嬬恋村にある「嬬恋プリンスホテル」、観光施設「鬼押出し園」の話題などをアピールした。
来社したのは、鬼押出し園の五十嵐亘孝スーパーバイザーと、嬬恋プリンスホテルの青木操営業チーフマネージャー、群馬県大阪事務所の安田京子さんと權有希子さん。
同県では、2022年度から「リトリートの聖地」を掲げ、忙しい日常を離れ、疲れた心と体を長期滞在で癒す旅を推進している。今年7月3日からは、草津とみなかみ、万座、老神の4温泉地で、それぞれご当地ならではの体験やグルメを採り入れた3泊4日の旅行プランを「じゃらん」特設ページにて販売開始。伊香保と磯部、四万についても順次、販売していく予定だ。
また、高原に囲まれたオーベルジュリゾート嬬恋プリンスホテルでは7月から、小型犬と一緒に泊まれる「ドッグフレンドリールーム」の営業を開始した。近年、需要が高まるペットツーリズムに対応したもので、隣接する芝生広場のグラスガーデンにはドッグランも新設した。
同ホテルでは、大自然のなかで朝食を満喫できるモーニングピクニックを実施しており、ペットと一緒に朝食を楽しむこともできる。
浅間山の麓、上信越高原国立公園内にある鬼押出し園は、1783(天明3)年の浅間山大噴火で流れ出た溶岩が造り出した奇勝を一望できるスポット。高山植物も豊富で、季節ごとに美しい草花を観賞することができる。夏には恒例のライトアップを実施するほか、新たな企画も計画中という。
一行は「温泉以外にもさまざまな楽しみ方で過ごせる群馬県へ、ぜひお越しを」とアピールした。
【塩野 俊誉】