和歌山県・JR西・日本旅行、地域活性化で連携協定結ぶ
2023年7月12日(水) 配信
和歌山県と西日本旅客鉄道(JR西日本)、日本旅行は7月11日(火)、地方創生や公共交通の利用促進を含めた観光振興について協働することを目的に連携協定を締結した。
2024年の「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年や25年の大阪・関西万博開催に向け、3者タッグで地域活性化をはかる。
同日、和歌山県庁で開いた調印式に、県の岸本周平知事とJR西日本の富澤五月近畿統括本部和歌山支社長、日本旅行の小谷野悦光社長が出席し、協定書に署名した。
連携事項として①鉄道利用に資する地域観光素材の発掘・磨き上げ②鉄道とウォーキングやサイクリングを組み合わせたメニュー開発③観光情報の発信――などを掲げた。
今後の具体的な取り組みとして、まずは来年の世界遺産登録20周年に向け、体験企画や地域観光コンテンツの充実、駅発着のウォーキングやサイクリングの周遊ルート整備などに取り組む。