「すわ姫弁当」を発売、すわ姫会が企画・開発
長野県・諏訪エリアの宿泊施設や飲食店、土産品店などの女性有志21人で結成した「すわ姫会」では、諏訪地方ゆかりの食材を取り入れた「すわ姫弁当」を企画・開発し、3月3日、諏訪市内で発表した。おぎのや諏訪店で予約受け付けを開始し、諏訪ならではの食の魅力を発信していく。
すわ姫弁当は「女将おすすめ 諏訪の味十二単(ひとえ)」と銘打ち、諏訪地方で造られた味噌や酒粕、寒天、ワカサギ、凍(し)み豆腐、野沢菜など12種の食材を使用。野沢菜ごはんの上に海苔を敷き、レンコンと薄焼き玉子、ハム、枝豆を並べて諏訪湖の花火を表現した。おかずにはワカサギのマリネ、かりんの天寄せ、川えびと塩イカの天ぷら、馬肉のしぐれ煮、凍み豆腐の煮もの、季節の漬物、季節野菜のサラダ、豚の酒粕焼きなどを盛り込んだ。
すわ姫会が「食べ物で諏訪の魅力をアピールしよう」と弁当の開発に乗り出したのは約1年前。意見を出し合ってメニューやデザインを決め、おぎのや諏訪店が調理や盛りつけを担当した。
価格は1個1300円(税込)。数量限定生産で当面は受注販売で対応する。数量は5個から注文可能。納品日(受取日)の7日前までに、おぎのや諏訪店に申し込む。
すわ姫会の会長を務めるRAKO華乃井ホテルの白鳥和美女将は「たくさんの人に味わってもらいたい。諏訪の魅力をアピールできる定番のお弁当に育てていきたいです」と抱負を語る。
問い合わせ=おぎのや諏訪店 電話:0266(53)1111、すわ姫会 電話:0266(52)2111。