茶空間体験を再現 佐賀県観光連盟、4年ぶり東京でPR
2023年7月21日(金) 配信
佐賀県観光連盟(山口祥義会長)は7月11日、東京都内で旅行会社やマスコミを招き、4年ぶりに観光素材説明会を開いた。商談に加え、嬉野市の茶空間体験などで、県内の魅力を伝えた。
会場では市町村や宿泊・観光施設が展示ブースを設け、参加者が自由に訪れる形式で情報提供したほか、商談ブース設置やステージPRも行った。また、嬉野ティーツーリズム(嬉野市)体験や、唐津市呼子町で見られるイカの一夜干し器「イカブンブン」のミニチュア展示、日本酒の試飲、竹崎カニ(多良町)の試食で参加者をもてなした。
県観光課の永田辰浩課長は、「(コロナ禍で)本質的な価値の磨き上げを行い、心を揺さぶるような観光素材に仕上げた」とあいさつ。昨秋から10年ぶりに未調査エリアの発掘が行われている吉野ヶ里遺跡(神埼市・吉野ヶ里町)について、「まだ世紀を揺るがす発見に至っていないが、半分ほど残る『謎のエリア』の調査を待ちたい」と、期待を込めた。