ロケ対応に関する実践的な知識深める ロケツーリズム協議会2回目の会合を開く
2023年7月21日(金) 配信
ロケツーリズム協議会(藤崎慎一会長)は6月13日、渋谷キューズ(東京都渋谷区)で会合を開いた。
2回目となる今回は、グループワーキングを実施。今回からコースを変更し、現場ノウハウや撮影サポート環境の整備を学ぶ「ロケーションサービス」、ロケツーリズムの基礎を学ぶ「アドバンス」、ロケ実績の活用・拡散、地域内外へのPRを学ぶ「プロモーション」の3グループに分かれ、ロケ対応に関する実践的な知識を深めた。
また新しい試みとして、権利処理やKPI測定の手法を参加者全員で学ぶ「ブランディング全体ワーキング」も実施。元TBSメディア推進部担当部長の田中康之氏が務めた。
ロケーションジャパンの山田実希編集長が講師を務めた「プロモーションコース」では、「プロモーションを効果的に行うために必要なツール」を、実際の番組名などを題材に制作者から番組内容の説明を受けた後に各自が考えたうえで発表。属性ごとにターゲットを絞ることや、ツールを作る前の下準備の大切さを学ぶとともに、参加者個々の体験を共有した。
セミナーを終え山田編集長は、「ロケが来た後、観光客にどんなツールを作ると喜ばれるのかを考えていただいたところ、ロケ地の楽しみ方が広がる予感がするアイディアかたくさん出てきました、また今回から、ロケ後も地域と向き合っていただきたいとの思い制作者の皆様にもワーキングに参加していただきました。自治体のロケ誘致担当者が欲しているモノを知っていただくことで、新たな気づきを得ていただけていれば幸いです」と初回を総括した。