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友好築き人的交流拡大へ、日・台旅館組合が調印式

佐藤信幸会長(右)と徐銀樹理事長
佐藤信幸会長(右)と徐銀樹理事長

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(佐藤信幸会長)と中華民国旅館商業同業公會全国連合会(徐銀樹理事長)は3月10日、台湾台北市のリージェント・タイペイで友好関係を築くための調印式を開いた=写真。今後、日本と台湾双方の研修など人的交流を拡大していく考えだ。

 徐理事長は日本に7年間留学した経験もあり、日本を第二の祖国との思いも強い。東日本大震災直後には義捐金を被災地に送るために訪日し、福島など被災地にも訪問。その後、全旅連の全国大会が開かれた岡山県(12年)、山梨県(13年)、宮城県(14年)に3年連続で参加しており、日本の旅館業界の活動にも詳しい。徐理事長は「今回、日本の旅館・ホテル業界と覚書を締結したことは、台湾の旅館・ホテル業界にとって大いにプラスになる」とし、「問題点や成功例などお互いに分かち合うことで、さらに質の高いサービスを目指すことができる」と述べた。

 一方、全旅連の佐藤会長は、今も被災地を思う徐理事長に謝意を述べ、「双方が人的交流を深め、お互いに研鑽することで、日台観光交流のさらなる発展に貢献していきたい」と語った。

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