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恵み・伝統・日常がテーマ  ふくしま秋観光キャンペーン2023開催  県とJR東日本、9-11月に

2023年7月27日
営業部:鈴木 克範

2023年7月27日(木) 配信 

「秋のふくしまへ」と来県を呼びかけた(左から美湯さん、髙橋さん、渡邊さん、木村さん)

 福島県と東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2023年9~11月に「ふくしま秋観光キャンペーン2023」を開催する。「恵み」、「伝統」、「日常」の3テーマを切り口に県内の魅力を伝えるとともに、目玉となる特別企画や「デジタル周遊ラリー」を実施する。

 7月27日(木)に県観光交流課の髙橋友美主任主査、同渡邊真人主事、観光PRを担うHAPPYふくしま隊の美湯さん、県旅館ホテル生活衛生同業組合の木村泰司事務局長の4人が本紙を訪れ、取り組みを紹介した。

 キャンペーンのキャッチコピーは、これまで観光プロモーションで用いてきた「福が満開、福のしま。」を継承。四季を特色づけるためサブタイトルに「秋をめぐれば福きたる」を加えた。秋の福島を巡ることで、良いことが起きる、わくわく・ドキドキ感を表している。

 期間中、県内各地では食や温泉などの「恵み」、文化や祭りなどの「伝統」、景色や体験などの「日常」を切り口に、秋ならではの「ふくしまの魅力」が感じられる90の企画で観光客を迎える。うち特別企画として、「会津まつり」(会津若松市)のメインイベント、藩公行列(9月23日)の参加者公募など、11プランを実施。スマホ1台で気軽に参加できる「デジタル周遊ラリー」は、約120のスポットを設定する。

 JR東日本もオープニング列車「秋をめぐれば福きたる号」(9月2日)など、首都圏発の団体臨時列車や観光列車を運転する。

 HAPPYふくしま隊の美湯さんは、「再開1周年を迎えるJR只見線の紅葉や、炭火で焼いて食べる松川浦(相馬市)の復活の浜焼きなど、魅力が尽きない福島へぜひ」と来県を呼び掛けた。

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