京都丹後鉄道、タンゴ・エクスプローラー オマージュトレイン運行
2023年7月28日(金) 配信
京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS(飯島徹社長、京都府宮津市)は、8月11日(金・祝)から「TANGO EXPLORERオマージュトレイン」を運行する。1990~2011年に定期運行していたタンゴ・エクスプローラーを、現存するKTR800形車両で再現。約2年程度、運行区間の西舞鶴―豊岡駅間を乗車区間の運賃のみで乗車できる。
タンゴ・エクスプローラーは、運行終了後も鉄道ファンや沿線地域の人からの人気が衰えることなく、現車両の保存を望む声や、また乗りたいなどといった声を多く寄せられていたという。そこで同社はこのような声に応え、感謝の気持ちを伝えたいという思いから「オマージュトレイン」の運行を実現させた。
オマージュトレインは、外装がタンゴ・エクスプローラーと同じライトベージュメタリックのカラーで、ボディーラインは宮福線で親しまれた赤と緑を採用。側面には「Revival homage」と記されたタンゴ・エクスプローラーのロゴを配置している。
内装は、実際に使用していた一部の座席を移設し、すべての座席には運行当時と同様の丹後ちりめんのシートカバーを設置。壁面に運行当時の走行写真を貼り、当時のようすを思い起こしながら乗車できるようにした。
運行ダイヤは、8月8日(火)ごろに京都丹後鉄道Webサイトで公開を予定している。