皇居千鳥ヶ淵灯ろう流し 国内外から約8700人が参加(千代田区)
2023年8月2日(水) 配信
東京都千代田区(樋口高顕区長)と千代田区観光協会(藤井隆太会長)は7月26(水)~27日(木)、「皇居千鳥ヶ淵 灯ろう流し」を開いた。国内外から2日間で、前年比1・5倍の約8700人が来場した。また、ボートから水上へ流す「船上贈り灯」には約2100組の申し込みがあり、抽選で選ばれた120組が参加した。
このイベントは、戦後の荒廃した人々の心を癒そうと1958(昭和33)年に始まった。今年のテーマは「過去から未来、千代田区から世界へ。人々の心をひとつに繋ぐ」。
オープニングセレモニーで登壇した樋口区長は、「千代田区の夏の風物詩であるこの灯ろう流しは、約60年の歴史がある。長かったコロナ禍もようやく落ち着きを見せ始めているなかで、願いを託した灯ろうを水面に浮かべていただき、想いを馳せてもらいたい」とあいさつした。