淡路島・サンプラザ、庭園大浴場とフィンランド式サウナ開業
2023年8月3日(木) 配信
兵庫県洲本市の洲本温泉の淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ(樫本文昭社長)は7月31日(月)、庭園大浴場「遊湯(ゆゆ)」とフィンランド式サウナを開業した。
敷地内庭園の一画に2階建ての新棟を建て、2階に海を望む開放的な大浴場を整備した。浴室内は約45平方㍍で、20人ほどが入れる広さ。大きな窓から吹き抜ける爽やかな海風を感じながら、入浴を楽しめる。男女の入れ替え制で、夜は女性、朝は男性用として運用する。
1階にはフィンランド式サウナ(約15平方㍍)を備えた。水着着用の混浴型で、熱した石にアロマ水をかけ蒸気を発生させるロウリュが楽しめる。屋外には水風呂と、今夏リニューアルしたガーデンプールも備わる。
開業日には旅行会社や取引業者などを招き、内覧会を開いた。発生させた蒸気をタオルであおぐ「アウフグース」の世界大会で上位入賞を果たすなど、日本を代表するアウフギーサー(熱波師)の1人、五塔熱子さんが駆け付け、開業記念のアウフグースを披露した。
樫本社長は「長年、要望の大きかった海を望む大浴場をようやく作ることができた。ブームのロウリュ式サウナも併設した。サウナは今後も設備投資を続けていく」と説明。「淡路島は環境に恵まれ各社が積極的な投資を続けている。2025年の大阪・関西万博を控え、淡路島が盛り上がるなか、我われもその流れに乗り遅れないよう今後も努力していく」と意気込みを語った。