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9月1~3日にベトナムフェス「シンチャオ!さいたま」開催 日越外交樹立50周年

2023年8月4日
編集部:飯塚 小牧

2023年8月4日(金) 配信

(左から)副実行委員長中村俊宏氏、グェン・ドゥク・ミン公使、実行委員長ボー・コン・タイン氏、副実行委員長ファム・ディン・ツォン氏

 今年、日越外交樹立50周年を迎えるのを記念して、9月1(金)~3日(日)まで、埼玉県さいたま市のさいたま新都心駅前で初のベトナムフェス「シンチャオ!さいたま」が開かれる。現地の大物アーティスが出演するコンサートや国民的スポーツ「ダーカウ」大会、飲食ブースなどが展開され、ベトナム一色に染まる3日間となる。主催は民間企業らで組織する、シンチャオさいたま実行委員会(ボー・コン・タイン実行委員長)。駐日ベトナム社会主義共和国大使館や、外務省、埼玉県、さいたま市、さいたま商工会議所、埼玉県物産観光協会らが後援する。

 フェスのテーマは「ベトナムの中秋節」。ベトナムでも中国からの伝来で、十五夜を楽しむ風習が根付いており、親族が一同に会す大きな伝統行事だという。会場で中秋節を体感できるように会場を色とりどりの灯篭で飾り、ハノイの街を再現するほか、星形ランタンの制作、行列作り体験、月餅の試食・販売など親子向けのコンテンツを用意する。

 目玉となるコンサートでは、トップ歌手のホン・ニュンさんやクアン・ズンさんらが出演。ベトナム人と日本人で構成するロックバンド「KURROCK」ら在日アーティストも参加する。

 ステージイベントは伝統芸能、無形文化遺産「クアンホー」「チャウバン」「トルン」など多数披露。日越タレントコンテストも開催する。

 また、ベトナムでは国民的スポーツとして愛されている、バトミントンの羽に似たシャトルを足で蹴る競技「ダーカウ」の大会を実施する。

 フォーやバインミーなど本場の味が楽しめる飲食ブースは26店が出展。物販ブースと合わせ40ブース、会場では計93ブースが展開する。

ファム・クアン・ヒエウ駐日ベトナム特命全権大使

 8月2日に駐日ベトナム大使館で開いた発表会見で、あいさつに立ったファン・クアン・ヒエウ駐日ベトナム特命全権大使は、フェスについて「ベトナムの文化や自然、国民性などを発信できる」と歓迎。「両国の相互理解や交流、絆づくりに貢献するもの」と期待した。

 埼玉県の大野元裕知事は「埼玉県には約3万4千人ものベトナムの方が暮らしており、親日で勤勉な国民性で親しまれている。フェスで多くの県民にベトナム文化を体験してほしい。また、県外から訪れる多くの人々を歓迎し、交流が深まることを祈っている」とコメントを寄せた。

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