台湾・台北が観光CP「久しぶり、台北!」開始 ビビアン・スーさん観光大使に
2023年8月8日(火) 配信
台湾の台北市政府観光伝播局(陳淑慧(チン・ジュクエ)局長)はこのほど、観光振興促進のため日本向けに「久しぶり、台北! 観光キャンペーン」を開始した。台湾出身タレントで日本でも人気のビビアン・スーさんが台北市観光大使に就任し、動画などを通して文化やグルメ、特産物などの魅力を発信する。
8月7日(月)に東京都内で開いた会見で、陳局長は「この3年間はコロナで面と向かった交流できなかったが、今日はとても嬉しい」と観光CPの発表会ができることを喜んだ。
コロナ後の状況は、今年の1~7月に142万人の台湾人が日本に訪れたことを報告。一方、「残念ながら日本から台湾へはまだ30万人。3年前はお互いに海外旅行先としてトップクラスだった。コロナ前の成績を復活させたい」と語り、「今回のCPで魅力を発信していきたい。台北、台湾にぜひおいで下さい」と呼び掛けた。
台北市は公共交通機関が充実しており、桃園国際空港からはメトロで約30分。アクセスの良さに加え、安全性や都市と自然の両方が楽しめる観光地、食文化などが売りだ。コロナ後にできた最新スポットとしては、台北ミュージックセンターや台北パフォーミングアーツセンターなど。
ビビアンさんが出演する今回の台北プロモーションビデオでは、若者に人気の高い心中山リニアパークなど、台北在住のビビアンさんが私生活でも訪れる場所を紹介。ビビアンさんは「公園の横や路地の小道を歩くと、宝物探しのよう」と、お洒落な店舗やグルメが見つけられると魅力を語った。また、8月20日までは淡水川沿いで毎週花火があがることから、「すぐに航空券を取って!」と会見に出席した4社の航空会社と共に売り込んだ。
CPは2024年までの展開。大きなイベントは秋のファッションウィークや冬のクリスマス、年末年始カウントダウン、来春のランタンフェスティバルなどを予定する。